プロフィールムービーは、披露宴のお色直し(中座)の間などに流す、おふたりの生い立ちから出会いまでを紹介する5分前後の映像です。ゲスト全員に「ふたりの歩み」を知ってもらえる、披露宴の定番プログラムです。
プロフィールムービーの制作で、写真選びの次に手が止まるのが「コメント(テロップ)」です。
「気の利いた一言が思いつかない」「何文字くらいがいいの?」——そんな方のために、そのまま使える例文を100本以上、場面別にまとめました。後半にはおしゃれに決まる英語フレーズ集も載せています。コピペして、おふたりの内容に置き換えるだけでOKです。
はじめに: プロフィールムービーの基本構成
コメントを考える前に、全体の流れをつかんでおきましょう。定番はこの5部構成です。
- ① オープニング——ゲストへのごあいさつ
- ② 新郎の生い立ち——誕生から現在まで時系列で
- ③ 新婦の生い立ち——同じく時系列で
- ④ ふたりの物語——出会いから結婚まで
- ⑤ 感謝と締め——家族とゲストへのメッセージ
写真の枚数は30〜60枚程度が一般的ですが、ムービーの種類によって変わります。ご注文されるテンプレートの案内に合わせてください。この記事の例文も、上の構成の順番どおりに並んでいます。
コメント作りの基本ルール

- 1画面10〜35文字が目安——写真1枚の表示は6〜10秒ほど。読み切れる長さが正義です
- 誰の写真か分かるように——ゲストは初見。名前や関係性を序盤で示すと親切です
- 内輪ネタは全体の1〜2割まで——親世代や職場のゲストも読むことを忘れずに
- 曲の歌詞をテロップにするのはNG——歌詞は著作権の対象です。曲自体の使用にも申請が必要です(ISUM申請の基礎ガイド)
句読点(、。)は使わない
結婚式の招待状などと同じく、ムービーのコメントでも「区切る」「終止符を打つ」を連想させる句読点は使わないのが慣習です。読点の代わりに半角スペースや改行を使いましょう。この記事の例文もすべて句読点なしで作ってあります。
避けたい「忌み言葉」と「重ね言葉」
別れや不幸を連想させる言葉、繰り返しを連想させる言葉は避けるのがマナーです。
- 忌み言葉の例: 別れる・離れる・切れる・終わる・壊れる・消える・戻る・冷める・流れる
- 重ね言葉の例: ますます・いろいろ・たびたび・くれぐれも・次々・重ね重ね
- 「忙」の字にも注意: 「亡」を含むため婚礼では避けます。「お忙しい中」→「ご多用の中」と言い換えるのが定番です
神経質になりすぎる必要はありませんが、気になったら言い換えを。「いろいろな思い出」→「たくさんの思い出」、「学生時代が終わり」→「学生時代を経て」、「お忙しい中」→「ご多用の中」のように直せます。
【生い立ち編・新郎】そのまま使える例文
時系列(誕生→学生時代→社会人)で並べるのが定番です。すべての写真にコメントは不要なので、ここぞという写真に添えましょう。

誕生〜幼少期
- 1998年5月10日 3,200gの元気な男の子誕生
- はじめまして 山田家の長男です
- 泣き虫だけど 笑顔はピカイチでした
- この頃から乗り物に夢中
- じいちゃんばあちゃんに溺愛されて育ちました
- 家族みんなのアイドルでした
- 公園のヒーローごっこが日課
- 好き嫌いの多さは今も健在です
小学生〜中高時代
- サッカー一筋 夢はプロ選手でした
- 通知表にはいつも「落ち着きがない」の文字
- 友達と日が暮れるまで遊んだ毎日
- 部活に明け暮れた青春時代
- 無口な反抗期 母よ ごめんなさい
- 仲間に恵まれた最高の3年間でした
- 文化祭ではまさかのバンドデビュー
- 修学旅行 枕投げの首謀者はこの人
- 勉強そっちのけでゲームに熱中
大学〜社会人
- 上京して初めての一人暮らし
- 遊びも勉強も全力だった大学時代
- 社会人1年目 覚えることばかりの毎日
- 同期に恵まれ 仕事にも本気になりました
- 休日は趣味のキャンプでリフレッシュ
- 仕事の楽しさが分かってきた頃 彼女と出会います
【生い立ち編・新婦】そのまま使える例文
基本の流れは新郎パートと同じです。友人との思い出や習い事の写真に一言添えると、人柄がよく伝わります。

誕生〜幼少期
- 1999年8月3日 家族みんなに祝福されて誕生
- 佐藤家の待望の長女です
- お姉ちゃんの後ろをついて回る妹でした
- ピアノとお絵かきが大好きな女の子
- 七五三 このドレスがお気に入りでした
- 歌って踊るのが大好きでした
- 家族旅行ではいつも笑いの中心に
- 実は負けず嫌いな一面も
小学生〜中高時代
- 休み時間は友達とおしゃべりに夢中
- 習い事のピアノは10年続けました
- 制服のかわいさで選んだ高校です
- 放課後の寄り道が何よりの楽しみでした
- 文化祭のステージは一生の思い出
- 部活のみんなは今日も来てくれています
- 進路に悩んだ夜も友達が支えでした
- アルバムはいつも笑顔だらけ
大学〜社会人
- バイトに勉強に全力だった大学時代
- 友達との卒業旅行は今でも語り草
- 憧れだった仕事に就いて夢中で働きました
- 後輩に頼られる先輩になりました
- 休日はカフェ巡りが定番です
- そんなとき 彼と出会います
【ふたり編】出会い〜プロポーズの例文
ゲストがいちばん楽しみにしているパートです。少し照れるくらいのエピソードがちょうどいい塩梅です。

出会い
- 2022年春 友人の紹介で出会いました
- 第一印象は「よく笑う人だな」
- 最初はただの飲み友達でした
- 同じ職場の先輩と後輩でした
交際中
- 初デートは緊張しすぎて無言の水族館
- 気づけば毎週末 一緒にいました
- 旅行好きは ふたりの共通点
- ケンカもしたけど それも今ではいい思い出
- どんな日も 隣にいるのが当たり前になりました
- 記念日は毎年おそろいのケーキで
- 遠距離の時期も 電話がふたりを繋ぎました
- お互いの家族とも仲良しになりました
同棲・ふたりの日常
- 一緒に暮らして分かった 意外な一面
- 料理担当は意外にも彼です
- 休日は近所を散歩するのが定番
- 何気ない毎日が いちばんの幸せ
- 愛犬モカも大切な家族の一員です
プロポーズ
- 2025年12月 夜景の見えるレストランで
- 「一生笑わせ続けます」とプロポーズ
- 返事はもちろん 涙のYES
- サプライズは成功 でも泣いたのは彼でした
- 指輪のサイズはこっそりリサーチ済み
- ふたりの新しい物語が始まりました
【感謝編】両親・家族への例文
ムービーの終盤に入れると感動が高まるパートです。普段は言えない一言こそ、この機会に。

- お父さん お母さん 26年間ありがとう
- 厳しさの中の優しさに 今は感謝しています
- たくさん心配をかけました
- ふたりのような夫婦になるのが目標です
- これからは私たちが恩返しをする番です
- おじいちゃん おばあちゃん いつまでも元気でいてね
- お兄ちゃん 頼りになる背中をありがとう
- これからも家族みんなで集まろうね
【締め編】ゲストへの感謝の例文
最後はゲスト全員への感謝で締めくくります。このあとの披露宴への橋渡しになる一言もおすすめです。

- 本日はお越しいただき ありがとうございます
- たくさんの出会いに支えられて 今日を迎えました
- 未熟なふたりですが 末永くよろしくお願いします
- これからも あたたかく見守ってください
- このあとの披露宴も どうぞお楽しみください
【ユーモア編】クスッと笑える例文
箸休めとして1〜2枚入れると、会場の空気が和みます。入れすぎには注意です。

- スマホの写真の9割が食べ物でした
- 身長差25cm 並ぶと親子に間違われます
- 彼の寝癖は今日も健在です
- 胃袋を掴んだのは彼の方でした
- ダイエット宣言は本日で7回目
- ここだけの話 プロポーズは噛みました
英語フレーズ集|おしゃれに決まる定番

場面の見出しや締めに英語を添えると、映画のような雰囲気が出ます。短い定番フレーズをそのまま使うのがコツです(和訳付き)。
オープニング
- Welcome to our wedding(私たちの結婚式へようこそ)
- Our story begins(ふたりの物語のはじまり)
- Once upon a time…(むかしむかし…)
- The best day ever(人生最高の日)
場面の見出し(チャプター)
- His Story(新郎の生い立ち)
- Her Story(新婦の生い立ち)
- Our Story(ふたりの物語)
- First Met in 2022(2022年、出会い)
- Falling in Love(恋に落ちて)
- The Proposal(プロポーズ)
- Special Thanks(大切な人たちへ)
締め・感謝
- Thank you for coming today(本日はお越しいただきありがとうございます)
- With love and gratitude(愛と感謝を込めて)
- Thank you for everything(すべてに感謝を)
- Happily ever after(末永くお幸せに)
- And our story continues…(ふたりの物語はつづく)
- Enjoy the party!(披露宴をお楽しみください!)
英語を使うときの注意点
- スペルミスは意外と目立ちます——特にWedding、Anniversary、Gratitudeは要チェック
- 長文の機械翻訳は避ける——不自然な英語になりがち。短い定番フレーズが安全です
- ×「Thank you for your coming」——正しくは「Thank you for coming」。定番でも間違いやすい形があります
コメントに自信がなくても、大丈夫です
Lovistaのプロフィールムービーは、写真とコメントを送るだけ。テロップの調整は修正無料で何度でもできるので、まずはこの記事の例文をたたき台にして送ってください。
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